川下りVS夜行バス
ムラヤマの旅の裾野は広がる。船の旅を夢見ている。ヨーロッパの豪華客船だ。
しかし、今は時間的余裕もそれほどないので今立っているのは長瀞。観光スポットで船に乗るのがいいのだ。
言いのだと言ってもそれほど船の経験がない。だから小さな幸せというのか。
客船はかなりの人で賑わってしまうので、川下り程度のものを考えている。
夜行バスは主に高速を走ったりするので、外気の音があまり聞こえないのに対して、
船は中でじっとしていない限りデッキでは身がむき出しだ。
ちょっと表現がどうであれ、体全部で自然の空気としぶきを受けてスピードに乗って周遊するのだ。
春夏秋冬の四季ごとで空気の味、匂い、冷たさがちがうのだ。それだけを考えただけでかなり楽しめそうだ。
そんなことを考えながら自分の順番待ちをした。みんな順番を待っている。
自分の番が来た。乗り込んだ瞬間、大きな風が吹いた。台風の影響らしい。
野郎一人で乗るからには平常心を保つ努力はするだろう。
そういえばそもそも夜行バスに乗り出したきっかけは、自分への挑戦からだった気がする。
料金が安くフラッと旅に出やすいのもあったが、夜行バスに乗り始めて自分の世界が確立された気がする。
川下りも夜行バスもやはり一人で乗り込むところに醍醐味を感じるのだ。
