夜行バスの旅 東京-大阪
大阪のイメージ
大阪と聞いて何を思い出すだろうか。
いろいろな意見があると思うけど、東京在住のムラヤマには、食い倒れと、笑い、という単語が真っ先に思い浮かぶ。
私の大阪のイメージは、府民全員ボケを拾うことに本気で、街中でボケたら、近くにいる見ず知らずの誰かが突っ込んでくる。
お好み焼きと、焼きそばと、たこ焼きが一緒に定食として出てきて、その圧倒的な炭水化物のボリュームに全部食べきれずにぶっ倒れる。
間違っていたらごめん。
でもイメージは自由でかつ無限だから。
東京で歯車のようにくるくるくるくる働いていたら、たまに壊れそうになるときがある。
そんなときは私がさっきイメージとして上げた「食い倒れ」と「笑い」が必要になってくる。
散々笑った後、炭水化物を食べ過ぎてぶっ倒れたら、その人間らしさに、私は再び欠けた部分のない、くるくると回る歯車になることができる。
くるくるくるくる。回る回る。
でもいつかはきっとねじが外れて、そして飛べるんだ。
なくしたものを探す旅
くるくるくるくる働いていたら、きんっと金属を打つ音がして私が少しかけて、がたっと音を立てた後、機械が止まってしまったから、私は夜行バスで大阪に行くことにした。
東京~大阪の夜行バス。往復7700円だった。
手ごろなお値段。
新宿駅から、東京~大阪行きの夜行バスに乗り込んだ。
なくしたもの、見つけられるだろうか。
バスの車内でカーテンを少し開けて、澄み渡る夏の夜空を眺めていた。